「マミートラック わがまま」と検索した人へ!働くママの本音と対策、私の体験談も

心さん
心さん

マミートラックしんどい…

抜け出したい…

えみ
えみ

今回は、マミートラックについて一緒に考えていきましょう!

「マミートラック」とは、出産や育児を経験した女性社員が、職場復帰後に昇進や昇格の機会が制限され、キャリア形成に支障が生じる状態のこと。

一生懸命働いてきたのに、出産や育児によって処遇が変わってしまうのは悔しくてたまりませんよね。

マミートラックから抜け出したい、という気持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんな状況について、周りから「わがまま」と言われてしまうことがあります。

でも…本当にそうなのでしょうか?

今回は、マミートラックの実態や世間の偏見、そしてママたちの本音について詳しく見ていきます。

働くママたちの悩みや工夫、周りの人たちに知ってほしいことがたくさんあります…!!

そもそもマミートラックって?

そもそもマミートラックとはなんでしょうか?

マミートラックとは、出産や育児を機に、女性が本人の意思とは関係なく仕事のキャリアコースから外れてしまう状況のこと。

育児と仕事の両立により、昇進や重要な業務から排除され、キャリア形成が困難になってしまう女性特有の職場課題です。

1988年にアメリカで生まれた言葉で、「マミー(母)」と「トラック(競技用のコース)」を組み合わせた造語なんだとか。

当初は、育児と仕事の両立を望む女性従業員のための支援策を意味するポジティブな言葉でしたが、現在では女性が出世コースから外れてしまう状況を指すネガティブな意味で使われています。

マミートラックを抜けたいのは本当に「わがまま」?

「マミートラック抜け出したい=わがまま」と感じたことはありますか?

もしくは、「わがまま」と言われているのを聞いてしまったり、SNSなどで目にしたことがある人もいるかもしれません。

でも、本当にマミートラックから抜け出したいという気持ちはわがままなのでしょうか?

結論:マミートラックから抜け出したいと思うことは決してわがままではありません!

むしろ、キャリアアップを目指す意欲的な姿勢として捉えるべきではないでしょうか。

そう考える理由は次の通りです。

マミートラック抜けたいはわがままではない理由
  1. キャリア継続の正当性:育児と仕事の両立は個人の基本的な権利だから
  2. 社会的背景:日本の労働市場では、女性のキャリア形成が依然として困難だから
  3. 企業と社会の課題:マミートラックは、企業の意識と制度の問題だから

重要なのは、個人の意欲を尊重し、多様な働き方を支援する職場環境を作ること。

つまるところ、企業側の務めであるとも言えます。

マミートラックから抜け出したいと考えることは、自己成長と社会貢献への意欲の表れであり、決してわがままではないのです。

とはいっても…ぎりぎりの人数で仕事をしていたり、家事に育児にキャリアに、全てを望むなんて…と考える人がいることも事実…

結局はいかに周りが理解してくれる環境かどうかが肝になってくるんだと思います。

えみ
えみ

女性ばっかりこんな問題に直面するのが辛いですよね。

のほほんと働く夫がにくい!!

「マミートラック抜けたい」をわがままと思われないためのアイデア【5選】

それでも、少しでも働きやすい環境で働きたいですし、マミートラックを抜け出してやりがいのある仕事をやりたいですよね!

ここでは周りに「わがまま」と思われないためのアイデアを5つご紹介します。

是非参考にしてみてください!

マミートラック抜けたいを「わがまま」と思われないためのアイデア
  1. 自分の頑張りを見える化する:短時間でも成果を出す努力をする
  2. スキルアップへの意欲を示す:新しい知識や資格取得に励む
  3. チームワークを大切にする:同僚とのコミュニケーションを積極的に取る
  4. 将来のビジョンを話す:これからどんなふうに働きたいか上司に伝える
  5. 柔軟性を持つ:可能な範囲でさまざまなことに挑戦する姿勢を示す

これらの取り組みを通じて、会社への貢献意欲があることを周囲に理解してもらえるのではないでしょうか。

会社の風土にもよるところですが…

実際にある調査では、時短勤務者のおよそ60%が「通常勤務者と同等以上の成果を出している」と回答しています。

つまり、時間制約があっても工夫次第で十分な成果が出せるということですよね。

会社には表面ではなく、実際の努力を正当に評価してくれることを切に願います。

マミートラックをあえて選ぶ理由

時にママたちがやむを得ずマミートラックを選ぶことや、あえてマミートラックに乗るという方もいます

ワーママがマミートラックを選ぶ理由をいくつか挙げてみますね。

ワーママがあえてマミートラックを選ぶ理由
  1. 子育てと仕事を両立できる
  2. 短時間勤務で子どもとの時間を確保できる
  3. 職場への負担を軽減できる
  4. 子どもの急な病気にも対応しやすい
  5. 将来的なキャリア復帰への準備になる

こうして見ると、マミートラックは、家庭に対して責任感ある選択とも言えますよね。

また、厚生労働省の調査によると、2023年の共働き指標数は約1,278万に達していて、割合は約68.8%にも上ります。

しかし、家事や育児の負担は依然として女性に偏っている現状があります。

6歳未満の子どもがいる家庭では、お母さんは1日に約7時間28分も家事や育児をしているのに対し、お父さんは1時間54分しかしていないとのこと。

心さん
心さん

えぇー!こんなに差があるの⁉

このような状況を見ると、マミートラックを選ぶことは「わがまま」とは言えず、むしろ仕方ない選択なのかもしれません。

社会の仕組みや家庭内での役割分担が、ママたちをこの選択肢へと導いているんですよね。

マミートラックと「わがまま」の認識をめぐる経験談

マミートラックを経験された方々の体験談がXにたくさんあがっています。

いくつかご紹介しますね。

えみ
えみ

社内で厳しい声を浴びせられたんですね。女性同士での分裂になってしまうと辛いところです…。

心さん
心さん

マミートラックだからこそできる仕事で評価されても、責任もないので働くモチベーションが保てないの辛いですよね。

えみ
えみ

こちらの方々はあえてマミートラックに乗る選択をしています。それでも仕事と育児の両立はしんどいんですよね!!わかる!!!

【体験談】マミートラックと私

ちなみに、私えみのマミートラックの経験談をお話したいと思います。

私は子どもを産む前は中小企業の営業として、バリバリ…でもないですが、頑張って働いていました。

出張にも行きますし、朝早くから夜遅くまで働くこともしばしば。

それでも、妊娠したらつわりやお腹が張ったりで思うように身体が動かず、妊娠前のようには働けなくなりました。

同じ営業部に他に女性がおらず、私が第一人者だったので、会社からは随分配慮してもらいました。

育休から明けて復帰したときも、私がどう働きたいか、どう働けるかを尊重してくれました。

そのなかで私は「あえてマミートラックに乗る」選択をします。

それくらい、私にとって育児をしながらの仕事の両立が大変だったんですよね…。

もちろん、これまで積み上げてきたキャリアへの気持ちを捨てたわけではありませんでした。

実際、後輩のほうが先に昇格してたしね!やっぱり悔しいなって気持ちはありましたよ。

でも、子育てがかなり落ち着いてきた今思うのは、マミートラックを避けたい気持ちも、マミートラックに敢えてのる選択も、間違いではないということ。

えみ
えみ

みんな、適当に仕事して、適当に子ども産んでるわけじゃないんだから!

どんな選択をしても、なにか言う人は言います。

ぜひ、自分が後悔しない道を選んでいってほしいなと思います。

おわりに

今回は、マミートラックについて深堀してみました。

マミートラックを避けたいと思うことも、敢えてマミートラックに乗るということも、決して「わがまま」ではありません。

それは仕事と育児という大きな挑戦に立ち向かう勇気ある決断なのです。

お互いの立場を理解し合いながら助け合うこと。

そして、一人ひとりが自分らしい働き方を選べる社会づくりへ向けて進んでいくことが大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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